90代男性(福島県会津在住)
10年以上前、屋根の雪搔きをしていて梯子ごと転落。足に力が入らず救急搬送され腰椎骨折で入院。退院後もオーバーワークになると腰が痛くなり、そのたびに病院で注射と湿布の処方を繰り返す。
今回お孫さんの演奏会を観る為に上京、演奏会で低い椅子に腰掛けていて腰が痛くなる(数日前)。
さらに今朝庭いじりをしようとして痛くなり、歩くのも痛く、中腰や前かがみは怖くて出来ない。今までになく痛くなってしまったとのこと。
娘さんに「あそこに行った方がいい」と勧められて車に乗せられて当院にいらっしゃいました。マッサージや整体・鍼灸等の経験は一度もなし。折角なので整体と鍼灸の両方を受けて頂くことにしました。

整体で体の歪みを調整していく。
会津在住なので「今やっている技術は昔会津の御典医がやっていたものですよ。この右の足首がゴリゴリ音がしているのが分かりますか。整体はこれを戻す方向に動かしていきます」 パキッと矯正音。
「本当だ。こういうのは自分じゃ出来ないな」
鍼灸は仰向けで本治法(経絡のバランスを調える)の後、うつぶせで標治法(症状に対する施術)→鍼は10
本刺してお灸は3か所。「鍼は痛いのかと思ったが、何も感じなかった」
「注射(みたいな太い針)を刺したことがあるのなら大丈夫ですよ」
起き上がってもらうと背中も伸びて「楽になった」と靴下もご自身で難なく履いて、「歩けるようになった!最初は半信半疑でした。今後ともよろしくお願いします」と迎えにいらした娘さんと帰られました。
